中国人観光客の購買力を商機にするコツ!!!

昨日から旧正月に該当する、中国の春節に入りました。朝通勤の道路にたくさんの観光バスが駅周辺に停まり、多くの中国人観光客を見かけました。確かに電車やお店の中でもあちこち中国語の表示が溢れています。どこでも中国人観光客の「爆買い」がニュース番組でも報道されました。中国人の購買力を商機にビジネスを活性化させる企業や店は少なくありません。

観光庁のリリースによると、訪日外国人旅行消費の総額は、昨年対比43%増で、2兆305億円で過去最高を記録しました。国籍・地域別の旅行消費額は、[1]中国5,583億円(構成比27.5%)、[2]台湾3,544億円(同17.5%)、[3]韓国2,090億 円(10.3%)、[4]米国1,475億円(同7.3%, [5]香港1,370億円(同6.7%)、であり、上位5カ国で全体の70%、中華圏だけで52%を占めています。

また外国人一人当たりの旅行支出は平均値151,374円で、過去最高額を更新しました。国籍・地域別では、中国が平均値15万2471円を大幅に超えた、23万154円を記録しました。支出のうち、買い物、宿泊の次に飲食費が高いです。しかもアンケート調査による、日本食が好きな方は80%を超えています。
どうすれば、中国人の観光客を呼び込むことができるでしょうか。専門家のアドバイスをまとめました。詳細はこちらです。


1.ソーシャルネットワークを使ってブランディング

中国現地メディア(微博のメディア、KOLなどが有効)に情報を配信し仕掛けます。特に専門店のこだわりや特別キャンペーンなどを発信します。日本旅行(予定)客は情報をシェアし、さらに盛り上がっている情報をパワーブロガーたちが口コミ(微博、微信などで広がる))による情報拡散し、潜在的なお客様を掘り起こすことが期待できます。

2.インフラ整備

・注文について

中国語メニューの作成が望ましいです。英語メニューでもある程度理解できると思われますが、どうしても母国語より分かりづらい、さらに日本ならのおもてなしが伝わらりにくいところもあるので、中国語メニューの作成をオススメです。

・会計について

クレジットカード銀聯対応システムの導入 殆んどの中国人観光客は両替の制限もあり、日本円の現金をあまり持てず、代わりにクレジットカード銀聯を使っています。多くの消費を促すならやはり銀聯対応システムの導入が必要です。

3.スタッフの接客

日本語を分かる中国人観光客は非常に少ないので、日本語だけのコミュニケーションが難しいです。中国語や英語を少しでも話せるスタッフがいれば、ぜひ名札やバッチなどでPRしてください。中国人観光客は言葉を少しでも通じれば、かなり喜んでくださり、しかも口コミでお友達などにも積極的に紹介したりするので、効果が最も大きく期待できます。

中国での口コミ宣伝や中国語メニューの作成、接客教育などについて、飲食開業Naviもお手伝いしておりますので、ご要望がありましたら、以下までお問い合わせくださいませ。

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