天井、床、壁、テーブル、厨房機器など、一般の方が想像できる工事は限られ、空調や換気設備など目に見えず非常にわかり難い部分もあります。
しかも、それら設備の価格は決して安くはなく、そのため、想像していた価格の倍ぐらいになることがよくあります。
飲食店の場合はだいたい 坪あたり80万円程度は見込んでおく必要があります。
初めて内装工事業者に依頼するケースでは、価格、仕事の質、対応など、不安な部分が多いと思いますが、まず、価格が適正なのか、ある程度判断するためには自分自身で相場観を磨く必要があります。
(相場よりかなり安い見積は、必要な工事、設備が抜けているケースが多いです)そして、価格以外に最初の段階では、実績や工事事例も判断材料の参考になります。
また、オーナーの熱い思いをカタチにするのですから、それを受けとめられるキャパが工事業者には求められ、描いているイメージを具体化できる感性や応用力も非常に重要となります。
そして、いっしょに仕事をするのですから、意気に感じてくれる担当者が理想です。
その他、着手金が必要なのか、完成後の支払でいいかなどの支払条件、アフターフォローとして小さな不具合などにも迅速な対応をしてくれるかどうか、補償期間とその範囲なども判断材料となります。
特に飲食店の場合は、空調、電気、ガス、水道などの設備メンテ対応が重要になります。
内装工事業者とのつき合いはお店が完成したら終わりではく、その後も関係は続くので、価格以外についても慎重に比較する必ようにして心がけるようにして下さい。
尚、オーナー側が無茶句茶な要求ばかりすると、工事業者にとって悪い客になってしまい、結果、いいサービスを受けることができなることもありますので、ほどほどのイイ加減を忘れずに、工事業者とは対等なイイ関係に。