魅力的なFC本部の条件

新年を迎えて早一週間が過ぎました。昨年は沢山の関心をお寄せいただき、温かいコメントや「いいね」、誠にありがとうございました。今年も、皆様の応援団として、有益な情報の配信とスピーディなビジネスマッチングを実現できるよう努めてまいりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

さて、本日は儲かるFCの条件について報告します。

株価が高騰し、昨年より収益が2倍、3倍増した株主は少なくありません。株式と同じ、FC運営の投資収益率も重要視されています。ROI(Return of Investment )は店の年間経常利益を出店投資額で割ったもので、投下資本利益率とも言われています。利益率が高ければ高いほど投資の回収期間が短くなり、魅力的な業態だと言えます。大手飲食チェーンでは一般に15~20%、投資額が5~7年程度で回収できるとされていますが、最近はROIが50%~100%、投資が最短1年で回収できる飲食店FCも出てきました。その高収益を支える事業モデルについて調べてみました。

①出店コスト
裏通りなど家賃の安い立地へ出店し、初期投資を抑えます。

②仕入コストの削減
一般的には仕入や経費削減の対策として、安い仕入業者への入れ替えやロスを減らすよう現場スタッフの指導に労力を使いがちで、効果がなかなか出ない、または効果は出たが、スタッフの異動や退職で長く続かないという課題が残ります。一方、儲かるFCは思い切って、食材の流通ルートにメスを入れます。
一般に農家→仲卸→小売問屋→小売店あるいはスーパーという流れですが、農家から直接仕入れることで仕入コストを大幅に削減できます。また、自社工場を作り、工場で全ての加工、仕込みを行い、さらに自社便で店頭へ配送します。工場で分業により生産性が高く、また店頭スタッフが届いた商品をすぐ利用でき、最後の仕上げに入れるので現場の手間を省くことで、人件費も大きく抑えられます。
このように仕組みを通じてコストを削減し、自社商品を他社と圧倒的に差別化させ、利益率を高く実現することができます。

③FC本部コスト
FC本部は加盟店側からロイヤルティを徴収し、初期投資や研究開発費などを回収します。業界では売 上歩合方式がよく利用されていますが、最近人気のあるFC本部は定額方式、つまり粗利、 売上を問わず毎月同じお金を払うという方法を取っています。例えば20坪月商500万円のお店で、売上歩合方式5%で試算すると、ロイヤルティは25万円、魅力的な本部が取った定額方式、1坪3000円で試算すると、毎月6万円だけです。
このように安いコストでFC本部を支えられるのは、加工工場からの商品提供による利益があるからです。

ユニクロが小売業界にもたらした革命のように、飲食業界でも生産・製造・販売の3身一体体制を実現するFC本部は競争に強く、儲かるビジネスモデルなのではないかと感じております。飲食開業NaviはROI高い飲食FCを募集しています。該当FCがございましたら、ぜひご一報ください。

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