花だけなのに『無花果』とは…

こんにちは!飲食事業部です。
イチジクのおいしい季節になりましたね。

おいしいイチジクを選ぶポイントは、ぽってりと丸みがあり、付け根の切り口付近まで色付いている物を選ぶことです。
また、表面の皮に張りがありしぼんでいないもの、傷や傷みが無い物を選ぶとよいようです。
先の方に裂け目が出来始め、中の紅い花が見えてくるくらいが食べごろです。

イチジクは、水溶性食物繊のペクチンを沢山含んでいて、腸の活動を活発にさせ、便秘の解消に効果があります。
また、フィシンなどの酵素が含まれており、食後に食べると、消化を促進させてくれます。
お酒を飲んだ後に食べると、二日酔いにもなりにくいとも言われています。

イチジクの赤い色は抗酸化物質のポリフェノールの一種、アントシアニンが豊富に含まれている証です。
美肌効果やアンチエイジング効果が期待できますね。
さらに女性ホルモンのエストロゲンに似た成分が含まれているので、アンチエイジングや更年期障害予防になるようです。

イチジクは漢字では「無花果」と書きます。
これは花が咲かずに実を結ぶことから来ているのですが、じつは中の赤いつぶつぶが花で、「花だけの果実」なのです。
「無花果」どころか「全花果」ですね。

イチジクは生食べてももちろんおいしいのですが、ジャムやコンポートにしてもいいですよね。
生ハムで巻いたり赤ワインで煮てお肉に添えたりもできますし、天ぷらや串揚げで出しているお店もありますね。
この季節のメニューやデザートにぜひ取り入れてみてくださいね。

☆タルトの写真はキルフェボン様のホームページからお借りしました。
キルフェボン http://www.quil-fait-bon.com/

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